- 2023年9月9日に日本植物学会第87回大会において共催シンポジウム「超人植物学 リターンズ:人機共創がもたらす植物学の未来像」を開催しました。
オーガナイザー:中島敬二(奈良先端科学技術大学院大学)、小田祥久(名古屋大学)
開催地:北海道大学(札幌)
概要AIやロボット技術が劇的なスピードで進化している今日において、これらの技術を生物学の基礎研究に利用するための様々な試みがなされている。本シンポジウムでは、人とコンピューターやロボットとの相互作用について独創的な研究を展開している情報学者を演者に迎え、その研究の最前線を紹介するととともに、機械と研究者の共創が将来の学術研究に及ぼす影響について議論したい。
演題・講演者
植物とのインタラクションのためのインタフェース構築に向けて
坂本大介(北海道大学)
人と植物をつなげる人間拡張工学
稲見昌彦(東京大学)
植物の反射光に潜む情報を解き明かす多波長偏光イメージング装置P-MIRUの開発
ドル有生(奈良先端科学技術大学院大学)
顕微鏡・AI・人の協働で実現したシロイヌナズナ根端の4D細胞動態計測
郷達明(奈良先端科学技術大学院大学)
捉えどころのない表現型の違いを深層学習によって定量化する
富沢瑶子(自然科学研究機構生命創成探究センター)
人・AI ロボット・生物サイボーグの共進化による新ひらめきの世界と植物の世界
森島圭祐(大阪大学大学院工学研究科)