日本植物学会第86回大会共催シンポジウム
シンポジウム
細胞メカニクス研究の最前線
~拡張し続ける視覚と認知の到達点~
世話人 小田祥久・植田美那子
日時 2022年9月17日9時30分~
場所 B会場
概要
ロバート・フックが顕微鏡を自作し細胞を発見して以来、研究者は自らの視覚と認識力を拡張し続けてきた。そして近年に至る光学顕微鏡、情報処理、分子操作技術の目覚ましい発展は植物の細胞メカニクスをこれまでにないレベルで捉えつつある。本シンポジウムでは最新技術を自在に操る気鋭の若手研究者を招き、細胞メカニクスの観点から植物の発生の本質を議論する。
予定演題
佐々木 武馬(名古屋大学)
植物細胞における細胞壁蓄積制御メカニズムの視覚的解析と分子的理解
松本 光梨(東北大学)
ライブイメージング技術と顕微操作の統合により迫る細胞内ダイナミクス
近藤 洋平 (生命創成探究センター)
細胞表層力学の光操作とモデリング
井上 大介 (九州大学)
細胞骨格のマイクロ・ナノスケールでの空間配置制御
伊藤 容子 (お茶の水女子大学)
超解像4Dライブイメージングで明らかにするゴルジ体のダイナミクス
南野 尚紀 (基礎生物学研究所)
イメージング・AI技術を駆使して植物精子の形成と運動の仕組みを理解する